研課題
J-GLOBAL ID:202104008269993117  研究課題コード:11104292

紫外線誘導性皮膚癌モデルマウスの創薬におけるプラットフォームとしての応用

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学部, 助教 )
研究概要:
我々は、遺伝子改変マウスに紫外線を反復照射し、皮膚癌、皮膚癌の早期病変あるいは前癌症状といった種々進行度の皮膚腫瘍を耳介に誘導した。今回、このモデルマウスに誘導した皮膚癌に自然免疫賦活化を 介して抗腫瘍作用を発揮すると考えられているトール様受容体(TLR)アゴニストを外用投与し、ヒト皮膚癌において想定されている抗腫瘍メカニズムを検証した。さらに、このモデルマウス耳介に誘導した種々進行度の皮膚腫瘍にTLRアゴニストを投与し、その治療・予防効果をプロスペクティブに解析した。これらの結果より、このモデルマウスが治療薬・予防薬の効果解析に有用な優れた実験動物であることが示せた。創薬におけるプラットフォームとしての応用が期待できると思われる。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る