研課題
J-GLOBAL ID:202104008295888798  研究課題コード:08000804

漢方薬の作用原理に基づく副作用がない糖尿病治療薬の探索

実施期間:2007 - 2007
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 薬学部臨床薬理学, 教授 )
研究概要:
申請者らは漢方方剤の効能を現代医学的に再評価し、現代病治療への応用を追求している。防已黄耆湯は6生薬から構成される漢方方剤であり、古来から水毒として認識される関節疾患や神経疾患の治療に用いられている。この方剤は肥満を伴う糖尿病患者において血糖や脂質を改善する可能性を示し、更に実験的糖尿病モデル動物の高血糖値を低下させると報告されている。その血糖下降作用に構成生薬の粉防已が主役的に働き、黄耆は粉防已の作用を増強することを見出した。そこで、本応募課題では粉防已と黄耆間の複合作用を成分レベルで研究し、これらの成分間の複合作用機序を解明することにより、新規糖尿病治療薬の開拓へと展開させたい。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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