研課題
J-GLOBAL ID:202104008652137666  研究課題コード:10102147

機能性フラーレンをコンポジットした高分子膜の電気物性とこの特性を利用したグラム陰性菌検出センサへの応用

実施期間:2010 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 公私立大学の部局等, 准教授 )
研究概要:
フラーレンをコンポジットした高分子膜を感応部とするセンサ表面に、グラム陰性菌表面のLPS(リポポリ多糖)を認識するレセプター分子を集積させるため、フラーレン分子表面にLPSレセプター分子を結合するための「アタッチメント分子」を取り付けた新規材料開発を試みた。フラーレン分子表面に水酸基を導入し、その水酸基にシランカップリング反応でアミノアルキル基を導入した。アミン反応性の蛍光標識化剤と反応させたところ、350nmのUV励起によって蛍光発光が認められ、フラーレン分子表面にアミノアルキル基が効率よく導入されていることを確認した。本研究ではアタッチメント分子を取り付けたフラーレン分子の開発に成功した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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