研課題
J-GLOBAL ID:202104008654211197  研究課題コード:10102494

多様な炭素資源からの水素製造を指向した高表面積ペロブスカイト触媒の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 助教 )
研究概要:
多様な炭素資源からの水素製造を指向した高表面積ペロブスカイト触媒の開発を目的とし、シリカナノ粒子表面へのペロブスカイト型酸化物(チタン酸バリウム)のナノコーティング技術の開発を行なった。その結果、二段階の液相反応を経ることで、目的としたチタン酸バリウムのナノ粒子へのコーティングが達成された。また得られた材料の表面積は従来の材料を超え、高表面積化に成功した。さらに、得られた材料をメタン水蒸気改質反応に適応したところ、報告されているNi/BaTiO3触媒のメタン転化率を大幅に超える特性が確認された。しかし現時点では使用温度に制限があるため、今後耐久温度の向上について検討を行なう必要がある。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る