研課題
J-GLOBAL ID:202104008663524866  研究課題コード:11104031

構造の乱れが生み出す高機能希土類材料の開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科, 助教 )
研究概要:
アモルファスCe-Mn合金は、その組成比によって幅広い温度領域で巨大な熱膨張係数が観測されている。この合金に対し、元素置換や外場によって熱膨張を制御することが可能であるかどうかを検討した。今回、Ceを同じ希土類元素で4f電子を持たないYで置換したアモルファスCexY80-xMn20合金を作製し、熱膨張及び低温比熱、磁場中での基礎物性を評価した。その結果、熱膨張係数は、Y置換によって抑制され、Ce(4f電子)の濃度によって熱膨張係数が制御できることがわかった。また、磁場の印加によって伝導性に大きな影響を与えないが、大きな磁気比熱が観測された。本研究の結果から、元素置換や外場は、巨大熱膨張の制御に有効であることがわかった。
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タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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