研課題
J-GLOBAL ID:202104008685707379  研究課題コード:12102165

ウシ乳由来リポカリンの利用技術開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 畜産衛生学研究部門, 准教授 )
研究概要:
泌乳牛延べ560頭から血液試料を採取した。また、ウエスタンブロットによるbcOBP検出法を改良し、より明瞭なデータを得ることが可能となった。採取した血液試料のうち80頭分についてウエスタン解析を行なった結果、bcOBP発現量の正常なウシでの個体差は33.4% (n=64)と見積もられた。乳房炎(n=5)、蹄異常(n=4)、ケトーシス(n=5)に罹患したウシ血液について、bcOBP発現量に正常なウシとの統計的有意差は認められなかった。試料採取は目標を達成したがウエスタン解析が完了しておらず、達成度は60%と見積もった。今後、残りの試料について解析を行ない、bcOBPがバイオマーカーとして利用可能か見極める。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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