研課題
J-GLOBAL ID:202104008695662322  研究課題コード:13412235

食道扁平上皮癌の早期発見・診断における血中FGFRL1エクトドメインの有用性評価

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院生命科学研究部(薬), 助教 )
研究概要:
本研究開発では、Fibroblast Growth Factor Receptor-Like 1 (FGFRL1) エクトドメインが食道扁平上皮癌の早期発見や診断バイオマーカーとなりうる可能性を探索するため、FGFRL1エクトドメイン定量法の確立を目標として解析を行った。その結果、Multiple Reaction Monitoring (MRM) 法とWestern blot法において、それぞれ、FGFRL1エクトドメインの定量法を確立した。さらに、実際にヒト血漿中にFGFRL1エクトドメインが存在することを世界で初めて見いだし、FGFRL1エクトドメインが食道扁平上皮癌における早期発見・診断等のバイオマーカーとなりうる可能性がさらに高まった。しかしながら、ヒト血漿サンプル数がまだ十分ではなく、有用性評価は今後の課題となった。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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