研課題
J-GLOBAL ID:202104008823957772
研究課題コード:12102287
ミトコンドリア関連ホルモンStanniocalcin-1 (STC1)発現間葉系幹細胞(MSC)を用いた局所炎症の効率的コントロールによる間質性肺炎治療
実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 病院, 助教 )
研究概要:
我々は間葉系幹細胞(MSC)が分泌する液性因子STC1(Stanniocalcin-1)が、1過酸化ストレス軽減、ミトコンドリア機能改善を介して肺胞上皮細胞を保護すること、2STC1の気管内投与が間質性肺炎動物モデルの線維化を軽減すること、を見出し特許出願した。しかしいくつかの癌でSTC1高発現例が報告されており、投与による癌化誘発の懸念がある。MSCが障害局所に集積する作用を持つことに着目し、STC1過剰発現MSCを作成、投与し、肺障害局所への効率的STC1デリバリーと癌化リスク低減を可能にすることを本課題の目的とした。今回我々はSTC1過剰発現MSCを作成し、動物モデルにおける研究より上記目的をほぼ達成した。今後、臨床応用に向けた研究、技術移転などを展開する予定である。
タイトルに関連する用語 (9件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
,
,
,
,
,
,
,
,
研究制度:
>
>
>
研究所管機関:
前のページに戻る