研課題
J-GLOBAL ID:202104008842227580  研究課題コード:11102154

真核生物の有用代謝経路遺伝子群を原核生物に移行する手法の開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 先端生命科学研究所, 特任講師 )
研究概要:
真核生物である藻類ヘマトコッカスが生産するカロテノイド合成遺伝子群を原核生物である大腸菌に移植し大腸菌によるアスタキサンチン生産することで、真核生物の有用代謝経路遺伝子群を原核生物に移植する方法について検討した。ヘマトコッカスcDNAライブラリーから次世代シーケンサーによりアスタキサンチン合成遺伝子の塩基配列情報と、その発現量情報を同時に取得し、これに基づいてバクテリアで機能するようにオペロンを設計し、アスタキサンチンが生産可能か検証した。その結果、フィトエン不飽和化酵素の反応ステップのみ既存のバクテリア由来の酵素に頼らざるを得なかったが、他の5反応ステップについてはヘマトコッカス由来遺伝子により大腸菌でのアスタキサンチンの生産が可能となった。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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