研課題
J-GLOBAL ID:202104008891803007  研究課題コード:11101907

遠隔転移の分子機構解明を目的とした扁平上皮癌の網羅的遺伝子発現解析

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医歯学総合病院, 講師 )
研究概要:
口腔扁平上皮癌(OSCC)の切除検体のtotalRNAを用いてマイクロアレイによる網羅的遺伝子発現解析を行った。遠隔転移をきたした5症例と4つ以上の頚部リンパ節転移をきたしたが遠隔転移をきたさなかった5症例を比較した。それによりOSCCが遠隔転移をきたす際に特有の分子発現プロファイルの探索(発現レベルの増加が2倍以上、p値(t検定)が0.05以下が選定基準)した。 その結果、143遺伝子が抽出され、現時点で上位4つの遺伝子について遠隔転移8症例と遠隔転移をきたさなかった8症例について追補的なPCR発現解析を行い、一致した傾向が見出された。遠隔転移性バイオマーカー候補分子の血液中検出を目的にOSCCの15症例で術前術後の血液を採取保存した(未分析)。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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