研課題
J-GLOBAL ID:202104009069485377  研究課題コード:12101394

脱酸技術を活用した砂鉄鋳物製造技術の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , ものづくり基盤技術第2部, 主任専門研究員 )
研究概要:
ケラを想定したC-Fe合金において、全酸素量が高くても、炭素含有量が低い場合は、炭素含有量を黒鉛で調整することにより、30ppm以下まで脱酸できた。全酸素量が比較的低くても、炭素含有量がすでに高い場合は、炭素含有量を調整しても酸素は減少せず、45ppm程残留した。また酸素が45ppm残留しても、Mg合金を添加することにより、脱酸剤の残留元素濃度を0.3%以下に抑えながらも、全酸素量は22ppmまで低下した。脱酸剤による脱酸の効果は、チル試験片の破面におけるガス欠陥の大きさにより判定できた。ただし、ガス欠陥の大きさはSi含有量に依存するが、残留するSi量は脱酸剤の種類により異なるため、同じ種類の脱酸剤で比較する必要があることが分かった。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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