研課題
J-GLOBAL ID:202104009119523925  研究課題コード:11104239

溶媒抽出法によるZr廃液中からのScの分離・回収

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , バイオ・化学部, 教授 )
研究概要:
本研究では、酸化Phoslex DT-8抽出系においてSc(III)抽出の役割を果たしている真の化合物が、O,O-bis(2-ethylhexyl) hydrogen thiophosphate(DOMTPと略記)であることを明らかにした。さらに、別途有機合成して得たDOMTPを用いてSc(III)とZrO(II)の溶媒抽出を行った結果、Sc(III)抽出率とSc(III)-ZrO(II)間の分離能のいずれの点でも酸化Phoslex DT-8抽出系よりも優れた性能が得られた。今後は、DOMTPを担体に担持させた吸着体を開発し、カラム法によるZr廃液中からのScの分離回収を目指して、研究を推進する。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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