研課題
J-GLOBAL ID:202104009148228649  研究課題コード:17941852

自律機械と市民の調和を目指す責任概念の策定

体系的課題番号:JPMJRX17H3
実施期間:2017 - 2020
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 学校教師学部, 講師 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJRX17H3
研究概要:
人工知能を搭載した自律機械の社会実装が現実味を帯びつつある中、社会的不安も同時に発生している。その種の不安が発生する理由のひとつは自律機械が起こした事故や、生み出した被害への責任の帰属先が不明瞭であることによる。 この不安を軽減するための手段として、本プロジェクトは、自律機械が実装された社会の中でも説得力を持つような責任概念を提案する。自律機械が社会になじむには、自律機械の社会的位置づけが、非専門家たる市民にも納得できるように、歴史的・文化的背景からも説明されなければならない。そのためには、現在の技術的・社会的状況を踏まえつつも、「自律機械が人間と対等と見なされるためには何が必要か」という問い-この問いは「人間とは何か」の裏返しである-を人類が積み上げてきた人文学的知見に投影する哲学的考察が必要である。そして、この考察に基づき、自律機械と市民をつなぐ新たな責任概念の策定を目指す。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
上位研究課題: 人と情報のエコシステム
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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