研課題
J-GLOBAL ID:202104009166665720  研究課題コード:11101081

走査プローブ顕微鏡用導電性ナノプローブの開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 )
研究概要:
ナノ加工技術を駆使した導電性ナノプローブの開発を行った。集束イオンビーム堆積法により走査プローブの先端部に導電性のカーボンナノ構造体を形成し、走査プローブ顕微鏡用のナノプローブとすることに成功した。作製したプローブの特性評価をSiC上グラフェンを用いて行った。その結果、従来の導電性プローブと比較して格段に高い空間分解能を有するナノプローブが実現されていることが判った。これは、カーボン構造体のコア部分の径1nm程度の領域が導電体として機能していることを示している。実測した摩擦係数は小さく耐摩耗性にも優れることが期待される。また、プローブの作製に掛かる時間も短く(数秒)と短く低コストで高性能なナノプローブが実現できる可能性を示すことが出来た。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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