研課題
J-GLOBAL ID:202104009195897443  研究課題コード:7700009916

ペン描画法を利用したファイバートップ導波型マイクロフィルムレーザー

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , システム情報科学研究院, 助教授 )
研究概要:
提案者は可視から近赤外をカバーするディスポーザブル導波型DFB マイクロフィルムレーザー(DisFL)を色素ドープPMMA ベースで開発し、これをディスポーザブルなオンチップのレーザーとして提案し、研究を行っている。この特長はオンサイト設置による光源統合から、高機能化が期待できる事以外に、プラスチックベースによるプロセスの簡易性にある。現在、スピンコートとリソグラフィに代わるプロセスとして有機プラスチックの特性を活かしたペン描画技術でレーザーキャビティーをチップ上に自由に配置する手法を提言し、実験を行っている。この課題では世界で初めて提案者が実施した「ペン描画」による組み込みレーザーを光ファイバーと組み合わせたファイバートップのマイクロフィルムレーザーを実施する。(右上図) ディスペンサー描画法でクラッド除去した光ファイバーコア(マルチモード)あるいは先端に接合した円柱状チップ上に直接フィルムを描画し、申請者が提案している擬似モード結合により励起光をレーザーフィルムに吸収させてレーザー発振を得る。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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