研課題
J-GLOBAL ID:202104009308106227
研究課題コード:11103010
壁を有する建物の耐震性能に関する調査
実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究代表者:
(
, 工学(系)研究科(研究院), 教授 )
研究概要:
2010年にチリで発生した地震(Mw = 8.8)は、最大地動加速度が390gal以下であったにも拘らず、耐震壁を持つ中高層建物が大きな被害を受けた。一方、 2011年の東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0)は2000galを超える加速度を記録し、継続時間は3分を超えていたが構造被害は少なかった。 本研究は、この被害状況の違いが生じた原因を明確にすることを目的とする。具体的には、日本側は東北地方の被災建物の分析を担当し、米国側はチリ国内の被災建物の分析を担当する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、東北地方太平洋沖地震のような地震動にも耐えうる耐震壁や構造物の条件が明示される。また、各国の設計基準の見直しの際にも、この研究によって構築されたデータベースが有効に活用されることが期待される。
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研究制度:
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上位研究課題:
東日本大震災
研究所管機関:
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