研課題
J-GLOBAL ID:202104009467350783  研究課題コード:12102568

次世代遮熱性舗装体によるヒートアイランド対策技術の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院生活科学研究科, 准教授 )
研究概要:
ヒートアイランド対策として実施される地表面被覆の高反射化に伴う日射照り返しの増加を軽減する方法として、表面凸凹構造による再帰反射技術の開発を行った。再帰反射技術としては、既にプリズム反射方式と球状レンズ集光方式が実用化されているが、表面凸凹方式は、遮熱性舗装面で現象としては確認されているもののその原理は不明であったこと。そこで、光学シミュレーションにより、表面凸凹によって再帰反射性が発現することを再現した上で、再帰反射性を増強させる表面形状の探索を行った。そして、無作為に作成した舗装面に比べて、再帰反射率を10%増強させる表面形状の条件を明らかにした。また、再帰反射率の測定法の開発を行った。今後、再帰反射の発現の詳細な原理を解明し、表面凸凹方式の再帰反射技術の実用化を目指す。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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