研課題
J-GLOBAL ID:202104009468124671  研究課題コード:12101225

化学処理による放射性セシウム汚染土壌の除染・減容化に関する研究

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 健康工学研究部門 健康リスク削減研究グループ, 研究グループ長 )
研究概要:
高価な処理設備を必要としない経済性に優れた化学処理による放射性セシウム汚染土壌の除染・減容化処理技術の確立を目指し、セシウム脱着処理条件、セシウム脱着液の濃縮技術と、セシウム選択性捕捉剤の検討を行った。 土壌モデルを用いたセシウム脱着条件の検討においては、1M塩化アンモニウムでセシウムを100%近く抽出できることがわかった。セシウム脱着液の濃縮においては、RO膜法に比べ、蒸留法が有効な事を実証した。セシウム捕捉剤の検討においては、NaおよびK型バーネサイト、ニオブ酸カルシウム化合物が、A型ゼオライトやモンモリロナイトに比べ、特に酸性側でセシウムの吸着性が高くなることを明らかにした。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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