研課題
J-GLOBAL ID:202104009485038185  研究課題コード:14527060

メコン川流域における肝吸虫患者のQOL維持とがん予防に資する革新的診断システムの開発と普及

実施期間:2014 - 2014
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 糖鎖創薬技術研究センター, 招聘研究員 )
研究概要:
本研究は、糖鎖科学に基づく診断薬開発プラットフォームを活用し、タイ・ラオスで1,000万人以上いるといわれる肝吸虫感染患者の胆管がんの発がん予防のための診断システムを共同開発し供給することを目的とする。 具体的には、タイおよびラオスの研究者が肝吸虫症コホート研究を実施、収集した当該患者試料を用い、日本において開発された胆管がんマーカーの有効性を検証する。 3カ国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、肝吸虫感染症の予防や治療法の確立を目指し、ひいては患者のQOL維持、タイ・ラオスの医療費削減および社会発展が期待される。また本事業を通じ、先端研究分野である「糖鎖の医工学への利用」に関する概念・知識が現地に根付くことで、糖鎖医工学拠点としての真のパートナーシップ構築も期待される。
研究制度:
上位研究課題: 感染症
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
研究課題ステータス (1件):
  • 移管 平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管

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