研課題
J-GLOBAL ID:202104009546589317  研究課題コード:12102495

新素材としてのバクテリアセルロースゲルの創製と力学強度および硬度の評価

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , その他部局等, 准教授 )
研究概要:
本研究開発は現在得られているPEGDA重合体で二重網目構造化した-高強度化した-PEGで膨潤したバクテリアセルロースゲル(BC/PEGゲル)の力学強度の改善を目標に実施した。この改善方法として、ゲル表面にPEGDA重合体で二重網目構造を構築する条件を確立した。この手法で得られたゲルは、BC/PEGゲルと同等の圧縮に対する強度を備え、ゲル全体に二重網目構造を構築したゲルと比べ引張に対して延性を有することが明らかになった。さらに、BC/PEGゲルと同等の硬度(軟らかさ)を保持し、表面のべたつきが改善されていることが示された。実用化に向けた具体的な見通しとして、圧縮よりも引張への耐性が必要とされる製品への応用が適しているという見通しが得られた。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る