研課題
J-GLOBAL ID:202104009571657688  研究課題コード:12101884

高次局所自己相関を用いた掘削音からの地質・地層変化検知

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , その他部局等, 研究員 )
研究概要:
産総研の独自技術である高次局所自己相関(HLAC)を用いて、掘削音の微小変化を手掛かりとする地層・地質変化検知装置の実用化を図った。これは、掘削開始直後の数秒間の掘削音を基準音として学習し、それ以降は掘削音が基準音からどれだけ変化したかをHLACに基づいて数値化することで実現した。掘削機とHLAC音響分析装置を接続するためのI/F装置を開発し、掘削中の掘削音をリアルタイムで分析可能にした。一方、今後のエネルギー計画で注目されている石炭の効率的な採掘では、掘削機のドリルを砂岩層と石炭層の境界面まで掘り進める必要がある。インドネシアの石炭採掘場で実際に収録した掘削音を分析した結果、境界面の検知が可能であることを確認した。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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