研課題
J-GLOBAL ID:202104009897513589  研究課題コード:11101103

サーボプレスを活用したパルス加工法によるチタン部品の冷間鍛造

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科, 准教授 )
研究概要:
本研究では、研究責任者が考案した「サーボプレスのスライドモーション制御と潤滑油流路を有するパンチ(工具)を活用したパルス穴成形加工法」について、難加工材であるチタンの穴成形加工に応用し、焼付き・かじり疵を生じることなくチタンの穴を加工することを目標とした。まずチタンの穴成形加工に有効な液体潤滑油を開発した。次に開発した液体潤滑油を用いて、純チタンのパルス穴成形加工を行い、適切なパンチモーションを導出し、焼付き・かじり疵を生じることなく穴深さ/直径比=2の穴を得た。また理論上、穴深さ/直径比=14の深穴を焼付き・かじり疵を生じることなく加工可能であることも分かった。考案した加工法の加工原理は冷間鍛造やしごき加工等の他の塑性加工法へも適用可能であるため、今後はパルス加工を他加工へ展開する予定である。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る