研課題
J-GLOBAL ID:202104009899771364  研究課題コード:10102450

気相浮遊ナノ粒子の粒子径・化学組成同時オンライン計測技術の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 環境都市工学部, 教授 )
研究概要:
気相に浮遊するナノ粒子の粒子径と化学組成を同時に計測する装置において、その検出下限粒子濃度が現状の約1/10程度の3×104個/ccとなるように、装置の計測感度を現状の約10倍程度に向上させることを目標として研究を行った。新しい粒子濃縮技術を導入した結果、計測感度を10倍向上させることに成功した。これにより、自動車排ガス中に含まれる有機分子の各種成分を高感度に分析することが可能になった。また、自動車排出ナノ粒子の分析を含めた大気環境計測および、ナノ粒子製造現場の室内環境計測の目的に十分対応できる装置として実用化の可能性が大きく広がった。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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