研課題
J-GLOBAL ID:202104009983238426  研究課題コード:11104601

Tandem Repeatに基づく感染症診断用抗原の同定

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院農学生命科学研究科, 助教 )
研究概要:
日本には存在しない熱帯感染症は、専門知識を持ち合わせていない医師にとって確定診断が難しい。海外旅行者の安全確保の観点から、また防疫上の水際対策の観点からも検疫所におけるスクリーニングシステムの開発が求められる。我々は熱帯感染症を網羅する血清学的診断の開発を目指しており、そのために必要な抗原を病原体ゲノム情報のコンピュータ解析だけで同定することを試みている。平成23年度は赤痢アメーバ原虫より候補遺伝子となるtandem repeat遺伝子を同定し、その組換えタンパクを大腸菌発現系にて作製した。平成24年度に患者血清を用いたELISAを行い、これら候補分子の血清学的診断抗原としての有用性を検討した。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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