研課題
J-GLOBAL ID:202104009988212743  研究課題コード:11104172

ニンニク成分による骨強度低下抑制剤の開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 看護栄養学部, 教授 )
研究概要:
近年、わが国では骨粗しょう症による大腿骨近位部の骨折が増加傾向にある。高齢者の骨折は「寝たきり」にも繋がる。ニンニクの香気成分であるジアリルスルフィド(以下DAS) 含有植物油を摂取させたラットの大腿骨骨強度、骨成分に有効な影響が認められた。DAS含有植物油は従来のガーリックオイルとは異なり非加熱製法による純度の高い植物油にDASを添加した新たな食材とされる。今回、DAS含有植物油を含む飼料で飼育したラットのCTによる全身骨並びに大腿骨の骨形態計測を実施しDAS含有植物油摂取による骨強度低下抑制効果を検証した。日常的なDAS含有植物油の摂取が骨強度低下抑制に働き、ヒトの骨粗しょう症予防に貢献する可能性が示唆された。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る