研課題
J-GLOBAL ID:202104010001889516  研究課題コード:12102761

迅速かつ明瞭多彩な色調変化を示す糖検出チップのグルコース応答感度改善

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 准教授 )
研究概要:
新たな分子構造を有するボロン酸モノマーを合成して薄膜作製に用いることにより、1~100 mMの範囲でグルコース濃度を測定可能な糖検出チップを実現することを目標とした。当初の計画では合成する新規ボロン酸モノマーを1つしか想定していなかったが、実際には3種類の異なる構造をもつモノマーを合成することに成功し、予想以上の成果を収めることができた。種々検討を行った結果、新規ボロン酸モノマーを用いた糖検出チップは従来の3~10倍と見積もられる高い感度を示し、グルコース検出下限はおよそ3 mMであることが明らかになった。これは、当初目指した1 mMの検出下限には及ばないものの、目標に向けての着実な前進となる成果である。今後は、糖検出チップ作製に係る諸条件の最適化を深化させ、グルコースに対する一層の高感度化を進めていく。また、生体成分に含まれる共存物質が測定及ぼす影響についても適宜検証を行う。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る