研課題
J-GLOBAL ID:202104010008330140  研究課題コード:10102515

生体レドックス解析のための水溶性アミノ酸・ペプチド型ラジカルの創製

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医歯(薬)学総合研究科, 教授 )
研究概要:
生体類似成分であるアミノ酸型スピンプローブ剤とペプチド型スピンプローブ剤の創製を目的として、高い水溶性を有すると期待されるアセタール保護基を持つ環状アミノ酸型安定ラジカルの合成を行った。また、N末端をBoc保護あるいはFmoc保護した環状アミノ酸型ラジカルの合成を行った。合成した環状アミノ酸型ラジカルを生理活性ペプチドに導入したペプチド型ラジカルを創製し、その水溶液中でのラジカル測定を行った。ペプチド型ラジカルは、アミノ酸型ラジカルに比較すると水溶性が向上したが、動物実験に適する溶解度は得られなかった。さらに、固相合成法によりペプチド型安定ラジカル合成の基礎実験を行った。この手法により今後、多彩な環状アミノ酸導入ペプチド型ラジカルプローブが合成できると考えられる。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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