研課題
J-GLOBAL ID:202104010244195431  研究課題コード:11104550

発生異常や発がんの原因となるエピミュータジェンを探索するためのアッセイキットの開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 公立大学法人大阪府立大学理学系研究科, 教授 )
研究概要:
エピジェネティクスは突然変異によらない後天的形質発現変化として発生や発癌に関わる。ヒトの06-メチルグアニン-DNA-メチルトランスフェラーゼ(MGMT)遺伝子はそのプロモーターのGpC部位のメチル化によって発現が制御されている。MGMT遺伝子の発現を指標にして、CpG部位の脱メチル化を起こす化学物質(エピミュータジェン)を緑色蛍光によって探索できるバイオアッセイ法を考案した。今回、代表的な物質である5-アザシチジンを処理すると細胞の緑色蛍光が5倍以上増すことが確認できた。そこで、このアッセイ法の安定化と最適化を行ってアッセイシステムを確立し、他の化学物質のエピミュータジェン活性をスクリーニングする。これによって発生異常や発がんを起こす可能性のある、新たなタイプの化学物質が探索可能となる。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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