研課題
J-GLOBAL ID:202104010262360091  研究課題コード:12101187

虚血の体外診断法の開発と臨床応用

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院医工学研究科分子病態医工学分野, 教授 )
研究概要:
糖尿病・慢性腎臓病・緑内障では臓器の虚血がその病態の進展・悪化をもたらすと考えられ、その診断と治療のために早期の組織障害や虚血の程度を体外から容易に測定する方法確立が求められている。我々は虚血や炎症で細胞が損傷を受けるとtRNAの構成核酸の一つである修飾核酸1-メチルアデノシンが血中尿中に漏出されることを明らかにしてきた。そのモノクローナル抗体を作製した。今回m1A抗体を用いたELISAを確立し、生体内で虚血、薬物中毒、放射線等で細胞障害が生じた場合に血中のm1A量が増加することを確認しその測定は各病態の早期診断に有用性であることが確認された。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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