研課題
J-GLOBAL ID:202104010299871681
研究課題コード:16769498
有害物質分解システムに向けた高性能紫外線レーザーダイオードの研究
実施期間:2016 - 2018
実施機関 (1件):
研究代表者:
(
, 未来材料・システム研究所, 教授 )
研究概要:
目的:本研究は、悪化する大気汚染や水質汚濁の改善のため、高性能深紫外LEDを作製する要素技術を開発し、さらに有害物質分解の監視用としてICTを含むシステムIへの応用を目的とする。そのため、高品質窒化アルミニウム基板作製技術、新規素子構造の開発、発光・受光デバイスの集積化を基盤技術として、それをICT監視システムとして結合した社会インフラに発展させる。役割:具体的には、日本側は窒化アルミニウム基板の高品質化及びUV-LDの作製を行い、中国側は物性評価、UV検知器の作製、素子の集積及びシステムの試作を行う。研究内容に応じて、相互支援研究体制を構築する。三重大学とNanowin社が窒化アルミニウム基板を窒素雰囲気で高温処理を行い、高品質化及び量産化を図る。名古屋大学と鄭州大学がそれぞれUV-LDの作製・物性評価及び量産を行う。また、中国科学院長春光学精密機械と物理研究所と南京郵政通信大学がUV検知器の作製、素子の集積及びICT監視システムの試作を行う。研究グループ間の協力により、基板・素子材料から応用システムまでの実現は有望である。意義:本研究で日本と中国が学術・産業技術交流を通じて相互的に取り込むことで、窒化物半導体を用いるUV-LD応用への促進が期待される。また、最近、中国ではPM2.5などの環境問題が悪化しており、工業生産や自動車などによる排気物質の再処理が念頭に置かなければならない。そこで、本研究成果が普及に至れば、環境への大きな貢献が期待される。
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上位研究課題:
都市における環境問題または都市におけるエネルギー問題に関する研究
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