研課題
J-GLOBAL ID:202104010347684139  研究課題コード:12102290

微生物の還元作用(バイオミネラリゼーション)で創出される白金族金属ナノ粒子の工業用触媒としての応用研究

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科 物質・化学系専攻, 教授 )
研究概要:
本研究では、金属イオン還元細菌(Shewanella属細菌)の作用(バイオミネラリゼーション)により常温・常圧下で創出される白金族金属ナノ粒子の工業的利用を図るために、1)燃料電池電極触媒への応用では、シングルナノサイズで、粒子径分布が狭い白金粒子のバイオ調製条件を、また、2)自動車排気ガス触媒への応用では白金族金属ナノ粒子のバイオ調製条件を確立した。さらにバイオ調製した白金族金属ナノ粒子は、モデル反応(色素の液相脱色反応)における不均一触媒として、市販の白金族金属触媒(炭素担持)に比べて数倍から最大で10倍も優れた触媒活性を発揮することを明らかにした。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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