研課題
J-GLOBAL ID:202104010493464540  研究課題コード:12101206

農作物の最適光量を判別する新技術の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , バイオサイエンス教育研究センター, 助教 )
研究概要:
本研究では、植物工場で栽培される農作物の最適光量を細胞内の葉緑体配置から判別する新技術の開発を目的とした。まずは、植物工場における代表品種であるレタス(サラダ菜)の細胞観察法を開発し、葉肉細胞の鮮明な観察を可能にした。次に、微光束照射実験によって、レタスの葉緑体配置が青色光に応答して変化することを明らかにし、本研究で開発した光量計測ホルダーを利用して、葉緑体配置から最適光量を判別した。しかし上記システムは実験操作が極めて煩雑であることもわかったため、葉の透過率を利用した簡便な葉緑体配置の判別法も利用可能にした。さらに、判別した光量を用いてサラダ菜を生育し、実際に生育に影響があることを証明した。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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