研課題
J-GLOBAL ID:202104010585953644
研究課題コード:11101497
幼苗における花色判別システムの開発
実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 細胞工学研究部, 主任研究員 )
研究概要:
多年生植物の育種において早期選抜技術の利用は、促進と効率化にとって重要である。近年、有用形質に連鎖したDNAマーカーを利用した早期選抜技術が開発されているが、操作煩雑でコストもかかるため、実用的な育種への応用を妨げてきた。本申請ではリンドウ花色識別DNAマーカーを例に、作業工程を見直し、実生段階で容易に花色を予測できる技術を開発した。また、工程の簡易化(DNA抽出の省略、複数DNAマーカーの同時検出、対立遺伝子の把握)により、従来の方法と比較して、コストと作業日数を大幅に削減することが可能となった。本事成果により、DNAマーカー選抜技術の育種への適用を現実レベルに引き寄せたと考える。
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