研課題
J-GLOBAL ID:202104011394774924  研究課題コード:09157004

位相分解蛍光寿命測定法を用いたイオン濃度定量測定法の開発

実施期間:2009 - 2009
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 若手グローバル研究リーダー育成拠点, 特任助教 )
研究概要:
本技術は、位相分解蛍光寿命測定の細胞内イオン濃度の定量測定への応用である。細胞の特定部位をイオン濃度感受性の蛍光色素で標識し、その蛍光寿命を測定する。そして、その蛍光寿命からイオン濃度を求める。蛍光寿命の測定には、位相分解蛍光寿命測定を用いる。この手法によるイオン濃度測定の特徴は、非侵襲、短い測定時間、高い定量性である。イオン濃度は、神経細胞のシグナル伝達に関わっており非常に重要である。そのため、共焦点レーザー顕微鏡に本技術を導入すれば、生体細胞のカルシウムイオン濃度の三次元分布測定が可能となる。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る