研課題
J-GLOBAL ID:202104011567477998  研究課題コード:12101463

共感覚感覚統合を用いた音楽・映像・触感を合わせるメディアデザインツールの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , コンピュータ理工学部, 准教授 )
研究概要:
アニメ・ゲームはもちろんのこと、現代アートや舞台演出などの芸術表現においても、音や色を同時に用いた芸術は近年ますます増えつつある。しかしこれらは表現者の感性に大きく依存し、科学的知見は少ない。これは従来の排他的に分類された学問領域だけでは明らかにすることができないことに一因がある。したがって様々な視点からアプローチする必要がある。 複合された知覚様態のことをクロスモダリティと呼び、芸術や創作への応用が期待されてきている。共感覚者のもつクロスモダリティは人間が本来もっているものとされ、非共感覚者にも潜在的にそのクロスモダリティがあると示唆されている。本研究では共感覚者のクロスモダリティを応用することで、複数の知覚や情動における相関を明らかにしようと試みるものである。 具体的には音に色が見える共感覚者に対し音と色の対応関係を実験により比較検討した。また、その結果を実際の映像メディアに適用することで検証を行い、音高、和音、調性データを分析し、音と基本色彩語色との結び付ける方法(クロスモーダルマッピング)を明らかにした。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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