研課題
J-GLOBAL ID:202104011645670643
研究課題コード:13409675
LAMP法によるヒラメクドア病原体Kudoa septempunctataの迅速検出法の確立
実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 農学部, 准教授 )
研究概要:
本研究事業では、ヒラメ食中毒の原因である粘液微胞子虫Kudoa septempunctata、ヒラメクドアの迅速かつ簡便な検出方法の開発として、まず、より種特異性の高いITS領域の塩基配列を決定したところヒラメクドアのITS1領域は475bp、5.8S rRNA遺伝子は158bp、ITS2領域が794bpであった。既知のクドア種との相同性は5.8S rRNA遺伝子領域は83%以上で保存性が高く、ITS1 およびITS2領域では42%以下と保存性が低かった。そこで種間での変異が多いと考えられるITS領域にLAMPプライマーセットを設計し、ヒラメクドアゲノムDNAを鋳型にLAMP反応を行ったところ、至適温度60°Cで、45分以上で増幅が可能で、PCR法よりも検出感度が高く、種特異的にK. septempunctataのみを検出した。さらに簡便な検出デバイスの試作したところ、プライマーを乾燥させたチューブに反応液と鋳型DNAを加えるだけで上述と同様の結果が得られた。
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