研課題
J-GLOBAL ID:202104011876236032  研究課題コード:10102390

イチゴ重要病害の感染を1時間で検出できるDNA診断技術の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 環境基盤研究部, 研究員 )
研究概要:
LAMP法による診断技術を確立するため、イチゴから病原菌を検出した。最初に、イチゴから抽出した少量のDNAでも検出できるようにDNA増幅速度を増すLoopプライマーを添加してLAMPマーカーを改良した。このマーカーを用いて病原菌の検出に適した部位を特定し、さらに簡易に抽出したDNAによる検出を試みた。Loopプライマーの添加により検出時間を短縮することができた。検出部位は炭疽病菌が最外葉の葉柄基部、萎黄病菌は根が適していた。簡易抽出法において、炭疽病菌は市販のキット以外での検出はできなかったが、萎黄病菌は磨砕して蒸留水で煮沸するボイル法で検出できた。今後は、接種濃度の低い潜在感染イチゴからの検出を確実に行えるようにする。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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