研課題
J-GLOBAL ID:202104011990779917  研究課題コード:12101984

L-ヒドロキシプロリンの酵素学的定量法の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 農学部, 准教授 )
研究概要:
生体試料や組織中に含まれるコラーゲンの定量には、他のタンパク質には含まれないL-ヒドロキシプロリン(L-Hyp)が利用される。高速液体クロマトグラフィー(HPLC)に替わる簡便・迅速・安価な酵素学的定量法を開発を目指した。酵素の大量生産・精製系を確立し、詳細な酵素学的性質の解析と反応条件最適化を行った。それに基づいて、0.004~1mMの範囲で標準溶液及び生体サンプル中での定量いずれにおいても、HPLC法と遜色ない精度を確認した。また、酵素センサー開発に先立ち反応の電気シグナル検出にも成功した。特許2件を出願した。小型定量キット実用化は目前であり、生体試料検査機関との共同研究にもつながった。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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