研課題
J-GLOBAL ID:202104012034837654  研究課題コード:11104393

イントロン性マイクロRNA-33a/bの機能解析と新規動脈硬化治療法の開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院医学研究科, 講師 )
研究概要:
我々はSREBP-2遺伝子のイントロン16にあるmicroRNA (miR)-33欠損マウスを作成し、血中HDLコレステロールが著増することを見いだした。このマウスをApoe欠損動脈硬化モデルマウスと交配したところ、著明に動脈硬化の抑制、脂質の蓄積の低下、および炎症細胞浸潤の抑制が認められた。またこのマウスのマクロファージ機能につき検討したところ、著明な脂質の引き渡し能の上昇と遊離コレステロールに対するアポトーシス抵抗性を認めた。骨髄移植実験においても動脈硬化巣の脂質の蓄積の低下を認めた。さらにmiR-33発現に影響を及ぼす化合物スクリーニングを行い、新規の動脈硬化抑制法の開発につなげる。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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