研課題
J-GLOBAL ID:202104012231329245  研究課題コード:12101861

腎生検確定診断用自動観察電子顕微鏡の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 九州大学病院, 技能職員 )
研究概要:
本申請では、深紫外光を利用したアブレーションに着目し、電子顕微鏡にブロック試料を装着し、電顕で観察しながら試料表面を10~100nmの深さで非接触・高速・大面積切削が可能な診断手法を提案した。新開発の深紫外フラッシュランプ(ウシオ製)でのソフトアブレーションを実現するための研究を行ったが、パワーが弱く使用不能であった。そこでエキシマレーザー(米国製)を用いた装置を試作し実験に供した。結果、一例を挙げるとレーザー1ショットで19nmの深さ、1mm×1.5mmの広さで掘削しながらハムスター腎臓の連続断面を撮影することに成功した。これらの成果により腎生検確定診断用自動観察電子顕微鏡の実現に目途が付いたと判断された。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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