研課題
J-GLOBAL ID:202104012331319522  研究課題コード:12102279

有色米のアントシアニン発色機構の解析と高度利用化技術の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院生命環境科学研究科, 教授 )
研究概要:
有色米'朝紫'のアントシアニン生成は成熟中の温度の影響を受けるので、良好な生成が得られる適切な栽培温度を明らかにすることを目指した。アントシアニンは成熟初期に急激に増加し、登熟完了まで維持されたが、成熟中のその構成する種類と割合が変化することが明らかとなった。栽培温度を制御することで、アントシアニン量を変化させることができ、構成する種類と割合を変えることが可能であることが示唆された。生成酵素の特性を詳細に検討して、適切な栽培温度帯を見出すまでには至らなかった。しかし、機能性食品や食品色素などの食品素材として、需要にあったアントシアニンの種類と割合の有色米'朝紫'に、栽培温度を制御することで得られることが示唆された。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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