研課題
J-GLOBAL ID:202104012398829150  研究課題コード:12101299

柔軟で高効率な温泉地向け熱電素子水分解システムの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 電気電子工学科, 教授 )
研究概要:
目標は、電子冷却に用いられている安価な低温作動熱電素子を用いて、温泉の湯を受熱面1m2に流して発電し、その電気で水電解装置を動作させて水素を生成する熱電素子水分解システムを製作し、水素生成速度として1時間当たり3L程度を実現できることを実験により実証することである。 結果としては、実際に0.26m2の受熱面に温泉の湯を流し、1時間当たり1.3Lの水素を生成することができた。これは受熱面1m2に換算すると4.9Lに相当するので、目標を達成することができたといえる。 今後は、受熱用ヒートシンクの温泉に対する長期耐食性の検討および安全対策を含めた水素貯蔵方法の検討を進めることにより、実用化へと進めることができる。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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