研課題
J-GLOBAL ID:202104012546195328  研究課題コード:11101474

Petal Effect機能を応用した電力不要で安定な集水膜および集水装置の研究開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 教授 )
研究概要:
Petal Effect機能を応用して、空中の水分を捕集する電力不要の集水膜および集水装置を開発した。Petal Effect機能を発現するヒドロキシ酸およびアミノ酸含有ハフニア薄膜を作製し、撥水性、水滴の保持性および滑落性を調べた。その結果、グリシン含有ハフニア薄膜が、高い水滴保持性と良好な滑落性を示したので、主にこの薄膜を集水膜として検討し、水捕集性を簡易集水評価装置で調べた。水捕集性は集水板の傾斜角度によって変化し、その中でも3種類の傾斜角度のとき、水捕集量は多かった。この結果に基づき、傾斜角度の異なる3種類の集水モデル機を試作して、集水性を調べたところ、簡易装置とほぼ同様の結果が得られ、良好な水捕集性を示した。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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