研課題
J-GLOBAL ID:202104012609297240  研究課題コード:13413029

難治性線維化治療薬としてのインテグリン阻害低分子化合物

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 保健管理センター, 准教授 )
研究概要:
線維化促進作用をもつインテグリンα8β1の機能を阻害する低分子化合物を、企業に眠るライブラリーから同定することを目的とした。今回は、RGD tripeptide認識インテグリンαIIbβ3阻害作用が既知である低分子化合物20種類を対象に、α8β1のリガンド結合阻害作用を解析した。何故ならα8β1もRGDを認識するインテグリンであるため、αIIbβ3とリガンドの形状を共有する可能性を考えたためである。その結果、濃度20 nMで約50%以上の阻害活性を認める化合物を3種類同定した。今後は、これらの化合物を化学的に修飾・改変し、α8β1に対しての親和性と特異性を上げる事が必要である。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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