研課題
J-GLOBAL ID:202104012680662218  研究課題コード:10101959

貴金属陰イオンを微量に含んだ新規シンチレータの開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 理学(系)研究科(研究院), 准教授 )
研究概要:
毒性のない貴金属陰イオンを発光中心として微量に含んだCsI:Ag-、CsI:Au-結晶を作製し、それら結晶のシンチレータ特性を明らかにするため、可視発光波長、発光強度、発光寿命を室温において測定した。その結果、現在シンチレータとして幅広く使用されているCsI:Tl+結晶と遜色ない発光強度を得たが、CsI:Ag-結晶では1 ms以上の遅い残光成分があることが分かった。一方、CsI:Au-結晶については、発光寿命が約600 nsであることが分かり、CsI:Tl+結晶より優れた特性を持つことから、新規シンチレータの可能性を見出せた。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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