研課題
J-GLOBAL ID:202104012720489972  研究課題コード:12101813

高純度な水素供給インフラ用天然ガス改質器の試作と実用性評価

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , その他部局等, 教授 )
研究概要:
マイクロ波加熱装置と触媒を組み合わせた反応器を用いて、メタンの直接分解反応(スチーム添加なし)を実施し、高いメタン転換率(水素収率で90%以上)でかつ、COやCO2を副生させずに高純度水素(生成ガスの水素選択率でほぼ100%)を生成させることに成功した。 ● マイクロ波加熱条件下のメタン分解反応において、触媒表面に析出する炭素質はほとんど水素生成反応を阻害せず、むしろ触媒反応の安定化に寄与することを初めて発見した。 ● 高純度水素を1段で製造できることにより、燃料電池への水素供給装置やオンサイト型水素ステーションへの応用が考えられるほか、温室効果ガス削減のための環境技術として期待される。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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