研課題
J-GLOBAL ID:202104012784923170  研究課題コード:11101340

イオン液体-固体基板界面分析のための超高感度圧電プローブの開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究科, 助教 )
研究概要:
近年、固-液界面の高分解能解析手法としての周波数変調原子間力顕微鏡 (FM-AFM) が着目されているが、新規機能性溶媒であるイオン液体は、その粘性の高さより、Siカンチレバーをフォースセンサとする既存のFM-AFMでは、固-液界面の高分解能解析は困難であった。本課題では、水晶振動子を用いた超高感度圧電プローブを開発し、それをフォースセンサとするFM-AFMによりイオン液体-固体基板界面の高分解能観察に取り組んだ。従来に比べノイズレベルを約4割低下させ、それにより、イオン液体中における原子分解能観察に成功した。この結果より、本課題で開発したセンサの有用性が確認された。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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