研課題
J-GLOBAL ID:202104013105579429  研究課題コード:08068555

鉄ニクタイト系高温超伝導体の磁気共鳴法による超伝導発現機構の解明

実施期間:2008 - 2011
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院理学研究科, 教授 )
研究概要:
核磁気共鳴法(NMR)、ミュオンスピン共鳴法(μSR)等の磁気共鳴法は、超伝導の発現機構の解明にとり強力な手法です。本研究グループは、従来の限界圧力の3ギガパスカル(GPa:1GPa=10万気圧)程度を遙かに超える最高20GPaの超高圧下NMR と、世界で初めて運用が開始されたパルス状高圧下μSR(1GPa)などを用い、系の状態を大きく変化させ、鉄ニクタイド系超伝導体で生じる超伝導状態の微視的描像を明らかにします。また、理論的にも自己エネルギー汎関数理論に基づいたクラスター変分法により鉄ヒ素化合物の電子状態を計算して実験結果との比較を行ない、この系の特異な電子物性の起源を明らかにし、高い超伝導転移温度が出現する条件を探ります。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
上位研究課題: 新規材料による高温超伝導基盤技術
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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