研課題
J-GLOBAL ID:202104013257135585  研究課題コード:12102095

新規ラジカルスカベンジャーの簡易かつ迅速な探索を目指したヒドロキシルラジカル消去能自動分析装置の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医歯薬学総合研究科, 准教授 )
研究概要:
ヒドロキシルラジカルや1-methyl-4-phenylpyridinium (MPP+) ラジカルを対象とするラジカル消去能の自動測定法を開発した。本法は試料のラジカル消去能を1測定あたりおよそ1分以内に測定可能であった。様々な化合物が有するラジカル消去能測定を測定したところ、トロロックスが優れたヒドロキシルラジカル消去能を示し、エダラボンやユビキノンが優れたMPP+ ラジカル消去能を示すという結果を得た。今後は、これらの化合物の疾患予防・治療効果を医療機関・医薬品メーカーとの共同研究により明らかにしていくとともに、脂質ラジカルのような他のラジカル種に対する消去能自動測定法の開発を続けていく予定である。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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