研課題
J-GLOBAL ID:202104013258904736
研究課題コード:12102880
マイクロバブル浮選によるメッキ排水中の環境規制物質一括除去システム開発
実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 大学院 エネルギー科学研究科, 助教 )
研究概要:
規制金属の一つであるZnの鉄共沈物コロイドと硝酸性窒素をマイクロバブル浮選(MBF)で一括除去するための基礎資料を得ることを目的に、Zn/Fe共沈コロイドの共存下で硝酸イオンのMBF浮上特性について検討を行った。その結果、一級アルキルアンモニウム塩(DAA)を、Zn/Fe共沈が完全浮上するpH 8.2付近で添加すると、MBF 30分で硝酸イオン濃度が64.5 ppmから36.1 ppmにまで減少し、Zn/Fe共沈共存下でもある一定の効果が認められた。この効果はDAA 120~200 ppmの範囲でほぼ一定の効果が認められ、MBFによりメッキ排水中の規制金属と窒素酸化物の一括除去の可能性が確認された。今後は排水処理で共存する他の陰イオンの影響を明らかにすれば、実用化に近づくと思われる。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
,
,
,
,
,
研究制度:
>
>
>
研究所管機関:
前のページに戻る